校長挨拶

広島県立賀茂高等学校
校長 山田 剛司(令和2年4月1日就任)

 広島県立賀茂高等学校の公式ウェブサイトにアクセスしていただきありがとうございます。

 本校は,私立西条女学校が開設された1906(明治39)年を創立年としており,爾来113年の歴史を積み重ねてきました。1910(明治43)年には県内第1号の高等女学校として認可され,1926(大正15)年には県立へ移管,広島県立賀茂高等女学校が誕生します。戦後の県立学校再編に伴い,1949(昭和24)年には広島県西条高等学校に,そして1953(昭和28)年には広島県西条農業高等学校が分離独立し,広島県賀茂高等学校の校名で再出発となりました。また,1968(昭和43)年には賀茂台地唯一の夜間定時制課程を設置するとともに広島県立賀茂高等学校に改称し,今日に至っています。これまで,2万8千名近くの卒業生を輩出しており,本年度は,全日制課程792名・定時制課程52名の生徒が在籍しています。普遍的な徳目である「信」「敬」「愛」を校是とし,一人ひとりの頂点をめざして,「学ぶ」「挑む」「貢献する」生徒の育成を学校経営目標のキーワードに,組織的できめ細かい教育活動を展開しています。
 具体的には,発展する東広島市の中心部に位置する学校として,広島大学・広島国際大学・近畿大学等との高大連携,国際協力機構(JICA)・ひろしま国際センター(HIC)等の国際交流機関との連携を深め,「高度な実践知」や「グローバル人材」の育成に努めています。また,「総合的な学習(探究)の時間」(Glocal Action Program = GAP)では,地元地域の諸課題の発見・解決,持続可能性の追求等に係る探究活動を展開することで,21世紀に求められる資質・能力の育成や地域貢献へとつなげています。本校の近くには,東広島市芸術文化ホール(くらら)や東広島市立美術館(2020年開館予定),御建公園野球場,東広島運動公園(アクアパーク)等が位置し,さまざまな学校行事等での利用が可能となっています。また,「吟醸酒のふるさと」である伝統的な酒蔵や安芸国分寺歴史公園等の歴史遺産が隣接しているのも魅力です。このような学問・スポーツ・芸術文化等,バランスの良い恵まれたフィールドで,生徒たちは自分自身の大きな夢や志を描き,お互いに支え合いながら成長しています。

 引き続き本校は,多様な学びやキャリア形成をめざす定時制課程を有する賀茂台地の進学校として,そしてなにより,心豊かで優しい人間性を育む学校として前進して参ります。賀茂高等学校及び賀茂高生へのご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

第33代校長 山田 剛司

学校案内

学校案内

2020学校案内

本校の歴史や教育活動ならびに学校生活や生徒の姿をまとめています。(PDF版 令和2年5月作成)

概要

生徒数
男370人 女422人 計792人
1学年 7クラス 男126人 女156人
2学年 7クラス 文系3クラス 文理系クラス 1クラス 理系3クラス 男127人 女150人
3学年 6クラス 文系3クラス 理系3クラス 男117人 女116人
令和2年4月1日現在

賀茂地域の伝統校として,校是「信・敬・愛」の精神を有するとともに,文武両道において高い目標を持ち続け,その達成に向け誠実に根気強く実践できる生徒を育成する。

教育理念
  1. 高い志を持ち「知・徳・体」をバランスよく鍛えるとともに,目標に向かってチャレンジする生徒を育成する。
  2. 自分自身に自信と誇りを持つとともに,自分の学校や郷土に誇りと愛着を持ち,地域社会や国際社会での活躍を目指す生徒を育成する。

開校記念日

開校記念日5月15日について

 1953(昭和28)年に発足した賀茂高校にとって,はっきりと定まった校章を持ちたいということは,本校生徒共通の望みであったが,1954年4月1日,生徒達の帽子に,胸に輝き始めた。主として,三枚の葵の葉からなるこの校章は,男子の帽章については直径約3cm,女子の胸章については直径約 1.5cmの大きさのものである。この校章に葵の葉の選ばれた理由は次のようである。賀茂高校の賀茂は鴨の群居していた土地から出た名称であるという説 もあるが,昔,この地は京都の賀茂神社の神領荘園であったということが,歴史的には正しい。その賀茂神社の紋が葵の葉であり,これをもとにデザインされた ものである。この三枚の葵の葉は,一つは愛情,一つは尊敬,一つは信頼を表し,三枚の葉から出た三木の茎が,真中でしっかりと組み合っているのでもわかる ように,全生徒が互いに愛情を持って信頼し合い,尊敬し合って,ますます立派な校風を作っていこうという意図を表している。また,三枚の葵の葉の間からで た三本のペン先は,「文化」を象徴している。
 当時の賀茂高校の若い先生方が,賀茂神社に詣でて,荘園であるとのお札をもらい,そのお墨付きで,葵祭りの5月15日を賀茂高等学校の開校記念日としている。

『創立八十周年記念誌』p173〜174より

※1906(明治39)年私立学校令に従って,西島嘉六の財政援助のもと,田上藤吉を申請者として「私立西条女学校」が6月に設置認可された。このときをもって,本校の創立とする。初年度,正式設立認可の前に生徒募集がなされ,第1回の入学式は,明治39年5月15日となっている。

沿革

明治39年(1906) 06私立西条女学校設立認可される。
明治44年(1911) 02私立西条実科高等女学校となる。
大正12年(1923) 03.31町村組合立広島県賀茂高等女学校となる。
大正15年(1926) 04.01県へ移管,広島県立賀茂高等女学校となる。
昭和23年(1948) 04.01学制改革により広島県賀茂高等学校となる。
昭和24年(1949) 04.30広島県西条農業高等学校と合併,広島県西条高等学校となる。
昭和28年(1953) 04.01広島県西条高等学校は広島県賀茂高等学校と改称し,農業課程は分離独立し広島県西条農業高等学校となる。
昭和43年(1968) 04定時制課程設置。
昭和43年(1968) 10.01 広島県立賀茂高等学校と名称変更。
昭和61年(1986) 09創立80周年記念式典を挙行する。
平成02年(1990) 04.01 家政科を生活科学科に改編。
平成08年(1996) 05 創立90周年記念式典を挙行する。
平成17年(2005) 03生活科学科募集停止となる。
平成18年(2006) 10.21創立100周年記念式典を挙行する。
平成19年(2007) 02生活科学科閉科式を挙行する。
平成25年(2013) 03 大韓民国ミチュホル外国語高等学校と姉妹校協定を締結する。
平成28年(2016) 06創立110周年記念式典を挙行する。

校歌

広島県立賀茂高等学校 校歌

  作詞 葛原 しげる
  作曲 下総 皖一
  一  真澄(ますみ)の空に 濃緑(こみどり)映えて
    希望(のぞみ)の高嶺(たかね)よ 白鳥山よ
    金剛不壊(こんごうふえ)に 聳(そび)えたる
    嵐も吹雪も 試練と笑まひ
    共に手をとり ましぐらに
    信にやすらひ 登らむ我等

  二  深山(みやま)の杜(もり)に こもろふ生命(いのち)
     かたみに敬い かざすか三とせ
    ほこりの校章(しるし) かもあふひ
    大地にあまねく 文化の花を
    薫りゆたかに 咲かさむと
    敬を誓ひて 栄(はえ)ある我等

  三  世界をめぐる 七つの海と
    波路はつらなる 瀬戸内海に
    西条川の そそぐ見よ
    谷間のせせらぎ 野川を集へ
    賀茂のさとわを 歌ひゆく
    愛の啓示(さとし)に 幸(さき)はふ我等

作曲者・作詞者について

 この歌を知っていますか?「かくれんぼするもの よっといで じゃんけんぽんよ あいこでしょ もういいかい まあだだよ もういいかい まあだだよ もういいかい もういいよ」国民に親しまれたこの童謡の作曲者こそ,当時,東京藝術大学教授であった下総皖一(しもおさ かんいち)です。
 「ギンギンギラギラ夕日が沈む ギンギンギラギラ日が沈む…」を聞いたことはありませんか。そう,この童謡の作詞者として有名なのが広島県福山市神辺町出身の葛原しげる(くずはら しげる)です。そしてこのお二人の先生が,本校校歌の作曲者・作詞者なのです。他校にはない格調高いすばらしい校歌です。誇りを持って,大きな声で歌いたいものです。
 ちなみに,葛原しげるの祖父は,江戸時代から明治初に活躍した人物で,葛原勾当(こうとう)といいます。琴の名手として,また箏曲にも長じており,勾当の『葛原勾当日記』や彼の発明した木活字の印刷用具などは,現在,広島県重要文化財に指定されています。(敬称略)

校章

校章

校章の由来

本校の校章は,この地に荘園を持っていた京都・賀茂神社(上賀茂神社・下鴨神社)の御神紋である「かもあおい」(双葉葵)に由来する。デザインされた3枚の葵の葉は,信頼・尊敬・愛情をあらわし,3枚の葉からでた3本の茎が中央でしっかり組み合っているのは,全生徒が互いに愛情をもって信頼しあい,尊敬し合ってますます立派な校風をつくっていこうという意図を表している。また3枚の葵の葉の間からでた3本のペン先は「文化」・「学問」を象徴したものである。

ロゴマーク

ロゴマーク

ロゴマークのイメージ

本校のロゴマークは,学校名の頭文字であるKをデフォルメ。支えとなる下の三角形は前身の旧制賀茂高等女学校及び新制西条高校を表し,賀茂葵の緑色をカラーに,西条女学校の設立西暦年1906を記載。上の三角形は現在の賀茂高校を表し,若き情熱のオレンジをカラーに,水平の線が他者との協働を示し,右上方向に高校三年間で大きく伸びていく賀茂高生を象徴。歴史と伝統に支えられ,21世紀を力強く生き抜くための資質や能力を育成する賀茂高校の教育をイメージ。(平成30年5月制定)

制服

comme ca du mode

制服は,コムサ・スクールレーベル。
フォーマルでちょっと大人っぽく見える制服はひときわ鮮やかな印象です。
背筋を伸ばし,まっすぐ明日を見つめるひとのためにデザインされた,スタイリッシュな制服です。